ミニマルになりすぎた私たちは、大切なものさえも捨ててしまうところでした。

私たちは神棚を新しく生み出します。でもそれは、モダンなデザインやシンプルな造形、全く新しい概念のデザインをつくるのではなく、私たちが時間をかけて忘れよう捨てようとした古来の日本の美意識を、いま私たちが生きるこの時間によみがえらせるものでした。

目に見えない存在が、荘厳で、優美で、そして優しさを持ってそこに鎮座することを、古来の日本人はどう感じてどう形にしたのか、私たちが思案に暮れていたとき、ある神職の方がこう言われました。

「神棚は家の中の神社ですよ」

おうちのなかの神社
神棚はただの箱ではない、“デザインする”ことよりも、もっと大切なことがあるはず。家の中に神社が存在するシミュレーションを繰り返すうちにある事に気づきました。それは社殿のフォルムによる陰影のコントラストが、神社境内の特有の空気を作り出していること。そして私たちはそこに神社があるかのように感じる陰影を創り出し見事に成功しました。
2年前、私たちは供物を供える土器についてオリジナルのリフィル構造を考案しました。これは、たとえ大きな揺れに遭遇しても落下せず、好きなポジションにレイアウトできるもの。今回はそれをさらに進化させ、清水寺に代表される懸造(かけづくり)の構造を模したグリッド状のベースも考案。これにより神棚はさらなる進化を果たしたのです。

もう神棚を隠させない。

TEINORI

日本人の生活様式の変化とともに伝統的なスタイルの神棚は姿を消していき、現代では神札を納めるただの箱状になったり、閉じた扉で神棚の社殿を隠してしまうようになりました。しかし私たちは家の中の神社である神棚の伝統的な造形を隠したりはしません。
二年前の発売後に大反響を呼んだ、手のひらサイズの神棚「ていのり」がさらに進化。独自のリフィル構造で、土器類と社殿部を合わせても9cm×10cmの手のひらサイズに収めました。土器リフィルは好みにレイアウトでき、社殿ケースの中にはお守りや大切なものを納め、台座の背景にはフルサイズの神札もお祀りすることが可能です。

神棚をもっと自由に

TEINORI-THE GRID

家の中の神社を考えたとき、土器と社殿だけでは十分とは言えないと感じました。たとえば神社には境内(けいだい)と呼ばれる区域があり、その中に鳥居から随神門、手水舎、拝殿、本殿とさまざまな施設が続いています。もしそれらをパーツ化した神社ユニットで再現しグリッド状に設えた境内ベースに配置したら、という発想がすべての始まりです。
清水寺に代表される懸造(かけづくり)の構造を模したグリッド状のベースに、土器ユニットと社殿ユニットを差し込んで配置するという全く新しい発想は、家の中に神社のランドスケープを再現する試みを実現し、より一層のリアリティーを追求することが可能です。境内ベースを連結することで一大パノラマを創り上げるのもあなたの自由です。

革新の一社宮神明造

TEINORI-THE ONE

今までのTEINORI(ていのり)は神札を納める内陣を持たないものでしたが、内陣を一体化した新モデルを投入することで神札の保護が可能になりました。内陣の表に社殿オーナメントを配置し、内陣の木の美しさと社殿のフォルムの陰影が見事に調和する姿は、静かな空気感と清浄さを表現しています。
内陣の足元には土器リフィルを配置可能なベースがあり、ここにお守りなどの小型の神札をお祀りすることも可能ですし、またこのベースはグリッド上の境内ベースと差し替えることも可能です。社殿オーナメントの丈夫に雲オーナメントを取り付けると、従来の神棚の雲に代えることが出来ます。床置と壁掛けのハイブリッドモデル。

木から紙へ、紙からデジタルへ
未来に伝える神棚を考えるとき、私たちはデザインよりもっと考えなければいけないことがあるような気がしました。そして家庭における礼拝、人と神社の関係について考えたとき、それは祓いであり清めることであり、祈ることだと結論付けられました。それらすべての行為は人から人へ、人から神へ、大切な情報を伝達する手段とともに変化するというテーマにたどり着きます。
ことば、言葉、詞、それを伝えるための手段は、時代の中で変化し予測もつかない未来へとつながります。“ことば”が文字となって石に刻まれた瞬間から、木簡にしるされ、紙に印刷され、デジタル情報に変換されて光ケーブルや電波によって通信される現在まで、手段は変われども伝えている内容は同じ。伝えているのは人の心だったのです。

神棚のIoT化

SMART KAMIDANA CONCEPT

発表するや否やメディアで話題騒然となったスマート神棚コンセプトは、人と神社の関係性を未来化したコンセプトモデルで、礼拝という行動をデータ化して崇敬神社に送信するという全く新しい試みです。これはクラウドファンディング型崇敬会サービスである「すうけい」と連携した、神社支援モデルのひとつのケースとなります。
崇敬神社との通信には神社SIMと呼ばれるSIMカード型の神札を用い、これを内陣のスロットに複数枚さすことで同時に複数の崇敬神社に礼拝情報を送信することが可能になります。木から紙へ、紙からデジタルへ、という時代の変化を捉えたスマート神棚コンセプトは、2018年中に発売予定です。神棚の未来の形のひとつとして。

KITOKAMIのプロダクトはIotスマート神棚コンセプトモデルを除いた一部モデルのみ、2017年6月よりクラウドファンディングサイトCAMPFIREにて先行発売予定です。スマート神棚プロダクトについては2018年中の発売を目指して準備中です。

一般社団法人神社崇敬会
代表理事 秀島康右

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